魂に触れるまで(後半)

前回の続き

さて、 恩人の展示イベント当日 

先ずは手土産である

横浜でオススメのあれこれを考えつつも

その方は他にも色々と病をお持ちで

迂闊に変なものを買っていって何かあったら大変だ

どうやら横浜でも食べ物に困っているようだったので

とりあえず

自然食品を取り扱っているお店リスト

解毒にも苦労されているようだったので

わたしが使っている解毒入浴剤のパンフレット

そして、挨拶がわりにわたしのCD２種類

全然お金かけてない…

そして、会場へ向かう方法

場所は大さん橋ホール

関内から紫外線を浴び、かつても何度も歩いて行ってまよっているが徒歩で行くか【究極の方向音痴】

環境に優しいが電磁波には厳しいハイブリッド車のバスで行くか

とりあえず足が悪い母のためバスに乗ることにした

この日の母は、先日、膝から崩れ落ちるほどの甘い香りを漂わせていたが、わたしに会う用に無印で無添加無臭の洗剤を買ってくれたようだった

わたしにもありがたいし、先方にも何かあったらどうしようかと思っていたので助かった

バスの中でも乗り物用電磁波グッズのおかげもあり大丈夫

降りれば子どもの頃から見慣れた風景

幼稚園のときにはエレクトーンの発表会

中高大と演奏会、また60分3000円の美味しいバイトもさせてもらった県民ホール

毎回、鳩に囲まれる山下公園

象の鼻公園で

ぞうさんソフトクリームを食べる

それから大さん橋に向かう途中、例の豪華客船が止まっていたり

会場に着くと、チケット代わりの缶バッチが取り置きしてあった

助言通り、時間的にそこまで混み合っておらず

電磁波も匂いも大丈夫

それにしてもビーズという共通の材料で

ここまで趣の違う作品が人によって生まれるのかと感心しながら

その方のブースへ

接客中だったので

商品をみて待つことに

大きな赤い花

石に捕まったかわいいカエル

母は一目みて小鳥のガラスのペンダントが気に入ったようだ

わたしは制作キット狙いだったので

自分でも出来そうなものを物色する

うーん、これかな

と、手に取ったところで

接客が終わりご対面

笑顔で挨拶したあと

まず、言われたのが

とにかく

「大きいですねえ！」だった

わたしは163センチなのでそこまで大きくないはずなのだが、華奢なせいか数字より高くみられる

その方は小柄で母より年上と言っていたが

とにかくおしゃれで緑の鮮やかなスカートが羨ましい

わたしなんて紺一色ですよ

そして、母に向かって挨拶と共に

一番に言ってくれたことは

「他の病気だったらかわいそうとか辛いだろうとか言ってもらえるんですよ

だけど、この病気は理解されなくて…」

と、まるでわたしの代わりかのように訴えてくれた

この方も以前、どんなに説明しても医者に全く理解されずに苦労された話などをブログに載せていたし、

わたしの家の人が全く理解してくれないと知ると

この資料を見せてはどうかと沢山送ってくださった

結局、暖簾に腕押しで

わたしはパソコンがアースできるまで

何度と家の人が一日でもいいから電磁波過敏症にならないかと心から願ってしまっていた

そして、化学過敏症だったときの話も聞いたが、わたしのただ、柔軟剤の匂いが気になるなんて症状の比ではないぐらい辛いものだということがわかった

いまでも、とてもそういう風には見えないような工夫が衣服に施されていた

そして、新たな健康情報もとても丁寧に教えてもらった

あくまでもビーズの展示会なので

作品にも改めて目をやると

さっきのお客さんが常連さんらしく

目が引くものはほとんどなくなってしまったという…

これ以上の作品だなんて…

買えはしないだろうが拝みたかった

わたしは制作キット、母はペンダントとピアスを購入すると

更に簡単にできそうなキットと作る際に便利なマットをいただいた

とてもありがたかった

他の方々の作品も素晴らしく充分に楽しめた