2019年の音楽活動統括

　先日のレポで書いた通り水曜日のＡＰＩＡ４０で

2019年のライブが終わったので、まず今年1年を振り返って得たことを考えてみました

 

わたしは2011年の12月5日に初めてステージに立って以来

ずっと月に10本以上ライブを続けてきて

おととしから慢性上咽頭炎という厄介な病気を患ったにも関わらず

去年までライブペースも全国ツアーも続けてきて

 

もう、さすがに限界だあ！！ってなって

 

本来、今年いっぱいぐらい休むはずが、結局それも我慢ならないってなって

2月から活動を再開した矢先に3月末にダウンして

5月からほぼ月1回ペースでゆるく活動してきたわけで

 

今までは本当ライブ三昧で、何するにもほぼ9割方ライブと音楽のことばかり考えていたのが

 

今年は

栄養分子学を学んだり、そのことで料理やお菓子作りを改めて勉強したり、漫画描いたり、エッセイを書いて電子書籍販売したりと

音楽以外のことをする割合が一気に増えて

 

ＳＮＳやブログも今まで9割方繋がっていたのは音楽関係の人だったんですけど

病気専門の裏アカウントを作ったことで

一般の主婦の方や学生さんと交流を持ったり、ブログを拝見することが増えて

発見したり考え方が変わったり色々と視野を広げることが出来ました

 

色んな方のレポでも大分書かれていたのですが

自身の音楽性もだいぶ変わってしまい

人によってはがっかりした人もいると思うし

離れていく人もいるんでしょうけど

 

今のわたしとしては

厳しい現実を突きつけてえぐるというよりは

本当に苦しい時は妄想にふけってもいいんじゃないかという考えです

 

去年までは

「旅人のうた」を必ず最後にやっていて

好評でしたし、自分の音楽は力量で聴くものをあっと言わせなければいけないという

固定観念で無理してでも叫んで歌っていたんですけど

　

今年はずっと「日常」という歌を

「今日という日に負けないように　明日には笑えますように」

と、祈るように歌っていて

そっちの方が自分の今の心情にずっとシンクロし無理なく歌えました

 

そして、先日初めてやった新曲「歌にして」も

「どうにもならないこと　どうにもできなくなっていくこと

それら全部歌にして　空に飛ばせば闇夜に溶けて　新しい朝を連れてくる」

 

と、いった今までの私なら「そんなに世の中、甘くない」とか言いそうですけど

そんな世の中でも、そうなったらいいなあっていう希望を持ってもいいじゃないかっていうのが今の自分です

 

普段の仕事中も頭の中に流れてくるのって

やたら優しい声のバラードばかりで、

自分を昔から救ってきた音楽って本来そういう曲だったよなと思いふけったり・・

 

 

それと、活動を減らして

毎年、会ってた人に今年は会えなかったりしたのですが

そんな中でも今年中に何度も会った人もいたし

今年会えなかったとしても、来年会えるかもだしその翌年も会えるかもだし

続けていれば、縁が途切れることはないんだろうなと思うようになりました

 

活動を減らすことは、自分の持ち味がなくなるんじゃないかと

とても怖かったのだけど

実際1年過ぎて振り返れば何も怖いことなかった

自分が求められているのは、やはり自分の歌そのものなんだなと実感したし

この先、更に活動数が減ったとしてもそれは変わることはないんだろうなと思っています

 

なので、これからも、とにかくステージ上では

少しでも多く、自分のベストな歌を歌っていけるペースで続けていきたいと

そう思っています。

 

慢性上咽頭炎の方も、最近根本的な原因がやっとわかり

それを治療したことで劇的によくなりました

 

そのことも、また経過をみて報告したいと思います

 

それと、中前適時打はセカンドアルバム制作に向けて

絶賛作業中です

 

漫画だけではないのよ・・

漫画も売りたいけどね

 

来年も

何にも囚われず

やりたいことをやりつくしたいなと思っています

 

そういえば令和になってから

一度も令和って使ってないや

 

どうでも良いけど・・