これまた蝉の歌　新曲「土の中から」

今年は結構な如く新曲が出来て

おかげでニューアルバムツアー1年目なのだが

セトリにＣＤの曲ほとんど入っていないという状況で

しかも、今年作った曲すらあぶれるという状況

 

これは良いことなのか・・

 

そのうえ、今年に入ってとにかく曲調が変わってしまって

どう頑張っても以前のようなマイナー重たい曲っつうのが作れない

ＣＤ買った人は混乱すると思われるので

「音楽」「居場所」のどちらかは入れるようにはしているのだけどね

 

と、それはさておき

以前も蝉を題材にした曲は作ってそれなりに好評だったんだけど

 

自分としてはなんだか納得いかない展開だったので

あまり歌わなくなった

 

そして、自分としてはあまり季語を入れたくない

年間通して歌いたいときに歌いたいので

 

で、話は戻し蝉の歌

 

同じく「蝉」を題材として歌詞を書いていた人も言っていたのですが

 

蝉って別に短命ではないのよね

人前に出てる期間が短いってだけで

 

で、そういう姿がなんとなく

本来引きこもり気質な自分と被るなあと思ったのですよ

 

旅先でも

ライブするためにしかほとんど外には出ないし人と接しないからね

 

で、音楽やっていてなんで自分続けているんだろうなと

思ったことがあって

逆に音楽辞めたら今ある人間関係の８割以上なくなるなあと思ったら

それはとても怖いなあと思ったりしたわけです

 

要するに

表に出て歌ってよかったねとそういう歌ですな

 

「光へ」

 

この青い空は現実か　この白い雲は幻か

長いこと、暗闇にいて忘れちまったよ

希望を持って生きること

傷つくことにはまだ慣れずに

臆病風に吹かれながら

少しでも強く生きるために歌うのだ

 

この声が癒しにならなくとも

この歌が世界を変えられなくとも

 

飛び出して歌うことで

君に会えた　君に会えた

 

 

優しい言葉は永遠か　この温もりは続くのか

長いこと、下を向いていて忘れちまったよ

人を信じて生きること

一人になる覚悟はまだ持てずに

孤独はまだ愛しきれずに

少しでも強くつなぐために歌うのだ

 

この声が夢を叶えられなくとも

この歌の思いが伝わらなくとも

 

前を向いて歌うことで

君に会えた　君に会えた

 

今ここで歌うことで

君に会えた　君に会えた